ハングル制定に貢献した王女の墓やソウル最古のイチョウなど、ソウル道峰歴史文化の道=韓国
ハングル制定に貢献した王女の墓やソウル最古のイチョウなど、ソウル道峰歴史文化の道=韓国
ソウル市中心部をはずれトボン(道峰)山のすそ野に行くと、道峰歴史文化の道に行きあたる。ここにはハングル歴史文化の道やムス(無愁)谷・朝鮮時代王族墓の道など、テーマ別に八つの道がある。

うちハングル歴史文化の道は、この道沿いに墓があるセジョン(世宗)王の娘チョンウィ(貞懿)公主が、ハングルの制定に貢献したとの記録が残っていることから名づけられた。世宗王がハングルの体系「訓民正音」を策定したが変音などまで終えられず、その後さまざまな王族が解析を試みるも終えられずにいた。最終的に貞懿公主がすべて解析したという説がある。

この道沿いにはウォンダンセム公園、パンハク(放鶴)洞などがある。ウォンダンセム公園には約600年前、パピョンユン(坡平尹)氏の一家がウォンダン村で数百年、生活用水として使用していた泉がある。

ソウル市で最古の木である放鶴洞のイチョウの木は、樹齢が約600年に達する。このイチョウの木が火事に見舞われれば、国に大きな変化が訪れるとの話もある。

このほか李氏朝鮮10代王ヨンサングン(燕山君)の墓や貞懿公主の墓は、周辺の山や空を背景に立つ様子が印象的だ。

道峰歴史文化の道は団体のほか個別で訪れスタンプを集めるツアーも楽しめるよう、コースの案内を行っている。


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