韓国キョンギド(京畿道)ウィジョンブ(議政府)警察署は、銃砲、刀剣類、火薬類などの安全管理に関する法律違反の疑いで50代男性A氏を立件したと19日明らかにした。
A氏は今月14日午後5時ごろ、議政府市のある路上で日本刀をビニールに包んだまま徒歩で移動した疑いがもたれている。彼が持っていた日本刀は、刃物74cm、長さ106cmだった。
A氏を目撃した市民が「酔った男性が日本刀を持って歩いている」と警察に通報した。
警察は50人余りを動員、現場周辺を捜索し、通報受付から1時間後の午後6時ごろ、A氏を議政府洞の住宅地で検挙し、近隣地区に任意同行した。
A氏は「亡くなった親戚の日本刀が母の家にあったが、自身の家に飾るために持ち出した」という内容で供述したと伝えられている。
警察関係者は「(A氏が)危害を加える行為はしていないが、刀剣を届け出ずに所持しているだけでも違法なので、取り急ぎ立件した」と述べ、「日本刀は押収した」と明らかにした。
一方、プサン(釜山)警察庁はこの日、ことし8月から刀剣の全数点検を行い、許可された刀剣3482本のうち、2979本(85%)を点検し、549本の許可を取り消した。特に、回収された刀剣281本は廃棄処分され、そのうち廃棄された刀剣の大多数を占めるのは日本刀250本(88%)であり、その他、短刀や鞘(さや)などが含まれていると警察は伝えた。
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