米連邦準備制度理事会(FRB)が、0.5%ポイントのビッグカットを実施すると、世界の資本市場が一斉に上昇した。

ナスダックが2.51%急騰するなど、米国株式はもちろん、世界株式が一斉に上昇し、ビットコインは5%以上急騰し、6万3000ドルを再突破した。国際原油価格も1%以上上昇。金価格も1オンス当たり2600ドルを突破するなど、史上最高値に近づいた。


●世界株式市場の一斉上昇

19日(現地時間)、米国株式市場はFRBのビッグカットが一日遅れて反映され、一斉に上昇した。ダウとS&P500は再び史上最高値を更新し、特にダウは史上初めて4万2000ポイントを突破した。

ニューヨーク市場でダウは1.26%、S&P500は1.70%、ナスダックは2.51%それぞれ上昇した。ナスダックの上昇幅が最も大きかった。これは、金利に敏感な技術株がラリーを主導したためだ。

アジア株式市場も一斉に上昇した。日本の日経が2.13%、韓国のKOSPIが0.21%、オーストラリアのASXは0.61%、香港のハンセン指数は2.00%、中国の上海総合指数は0.69%それぞれ上昇した。


●ビットコイン5%急騰、6万3000ドル(約897万円)再突破

20日午前7時現在、ビットコインは24時間前より4.06%急騰した6万2766ドル(コインマーケットキャップ調べ)を記録している。約3時間前に6万3872ドルまで急騰し、6万3000ドルを再突破。これは去る8月27日以来のことだ。


●国際原油価格も1%以上上昇

ニューヨーク商品取引所で西部テキサス産重質油(WTI)先物は前取引日比1.33%上昇した1バレル当たり71.85ドルを記録した。


●金価格も1オンス当たり2600ドル(約37万円)突破

金価格も1オンス当たり2600ドルを突破し、過去最高値に近づいた。金はインフレの避難所として金利が引き下げられると上昇する傾向がある。

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