ハングルの日(10月9日)に合わせて開かれる今回の祝典では、韓国の伝統文化を紹介するさまざまな公演や体験行事、展示が行われる。
景福宮で10月9日午後7時から行われるイベントでは、韓服(韓国伝統衣装)を着て体験する伝統遊びや、韓服の四季を衣装と音楽で表現した公演を楽しめる。
また、景福宮の修政殿では朝鮮王朝時代の王の衣服や宮殿の日用品などを管理していた「尚衣院」をテーマにした展示・体験イベントを通じて韓服の歴史と意味をひもとく。
4大王宮では「韓服ベストドレッサー」選抜イベントも開かれる。
昌慶宮の明政殿では10月11~13日、朝鮮王朝時代の第21代王・英祖と息子の思悼世子、その息子の第22代王・正祖と正祖の母、恵慶宮洪氏の物語を描く創作劇が上演される。
今年春の祝典で初披露されたメディアアート公演も再び開催される予定だ。
昌徳宮では早朝に散策イベントが開かれるほか、バレエと宮廷音楽を組み合わせた音楽会など多彩なプログラムが来場客を迎える。
オンラインでは、韓服を着た朝鮮王朝時代のキャラクターを作って共有できるイベント「みんなの風俗図」が10月27日まで行われる。
祝典期間中は4大王宮と慶熙宮、宗廟に何度でも入場できる特別観覧券「宮パス」を利用できる。宮パスの購入者には、祝典期間中に使用できる景福宮の夜間観覧券も贈呈される。
国家遺産庁宮陵遺跡本部の関係者は「国内外の観覧客が韓国の国家遺産に込められた歴史と伝統を楽しみながら体験し、知る機会になることを期待する」と述べた。
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