仁川国際空港公社によると、この日午前5時25分ごろ、仁川空港付近の上空でごみ風船1個が発見され、6時45分ごろに海上に落下したことが確認されるまで滑走路の運用が停止された。
6時55分ごろには空港内の物流倉庫と出国エリア内で落下した風船が見つかり、再び離着陸が中断。7時すぎに再開した。
当局は風船が一定距離を超えて空港に接近した場合、安全のために滑走路の運用を停止している。
北朝鮮は今年5月から今月22日まで、計22回にわたり韓国に向けごみをぶら下げた風船を飛ばした。
風船の中身は紙くずやビニール、ペットボトルなどの生活ごみで、軍当局の分析結果によると危険な物質は含まれていなかった。
ただ、風船に取り付けられた発熱タイマーが原因と推定される火災が首都圏の各地で複数回発生している。
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