免税店で目立つ韓国ファッション人気、売り場やブランド確保に注力する業界=韓国
免税店で目立つ韓国ファッション人気、売り場やブランド確保に注力する業界=韓国
免税店大手の新世界DFは、2024年1~8月における海外個人旅行(FIT)の韓国ファッションの売上高が前年同期比で約50%増加した。

ロッテ免税店も2024年1~8月、韓国ファッションの売上高が約30%成長した。自国での販売目的で購入する中国人顧客などを除いても、韓国ファッションの売上高の成長率が2倍以上となる。新羅免税店でも同期間、売上高の増加率が2023年より2桁増加した。

免税店において、韓国ファッションが韓国美容製品に続く主力商品となっている。

ロッテ免税店で韓国ファッションを購入する顧客の割合を見ると、10人中7人が外国人だった。国籍もアジアに偏らず、約100か国に及んでいる。

人気を受け新世界DFは免税店業界では初めて、韓国ファッションブランド「ノルディ」を立ち上げた。同社はインチョン(仁川)国際空港第2ターミナルで運営を開始した免税店に「新世界ゾーン」を設け、韓国ファッションも販売している。

ロッテ免税店も9月初旬、免税店としては初めて約60か国で人気を集める韓国ブランド「アーダーエラー(ADERERROR)」の商品取り扱いを開始した。8月には韓国ファッションブランドと世界のバイヤーをつなぐBtoB(企業間取引)プラットフォーム「カッツ(KATZ)」を提供開始し、韓国ブランドの拡大に乗り出している。


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