ビットコイン、金に比べて400%上昇の可能性...有名なアナリスト、肯定的なパターンを提示

ビットコインが金を凌駕する可能性を示唆する新しいシグナルがあるという主張が出てきた。

有名なアナリストのピーター・ブラント(Peter Brandt)氏はこの日、X(旧ツイッター)の投稿を通じて、ビットコインが今後数か月以内に金に比べて400%以上成長する可能性があると分析した。

BTC/GLD比率チャートは、ビットコインと金のパフォーマンスを比較し、ビットコインの採用速度を金と比較する指標として作用することができる。例えば、比率の上昇は、ビットコインが時価総額基準で金を凌駕していることを意味し、その反対も同じだ。

同氏はビットコインと金の比率が2025年までに400%以上上昇する可能性があると予想した。同氏はこのような肯定的な見通しの根拠として、古典的なテクニカルパターンである逆ヘッドアンドショルダー(Inverse Head and Shoulders、IH&S)を提示した。

逆ヘッドアンドショルダーパターンは、価格が連続して3つの底点を形成するときに現れる。真ん中の底点(頭)は両側の底点(左側と右側の肩)よりも深く形成される。このパターンは首のラインという共通的な支持線の下で形成される。

テクニカル分析のルールによると、逆ヘッドアンドショルダーパターンは、価格が首のラインを上向きに突破し、取引量が増加すると完成される。この場合、価格は首のラインと最も深い底点(頭)の間の最大距離を基準に上昇する。

BTC/GLD比率チャートにこのテクニカル分析のルールを適用すると、目標価格は約123となる。つまり、1ビットコインの価格は2025年までに金123オンスに達し、これは2024年9月22日の24オンスから400%以上上昇した数値となる。

これまでにビットコインの時価総額は、従来の安全資産である金と比較して、発売以来35万%という驚くべき上昇を記録した。