「今夏は40度」と予想していた気象学者「冬は零下18度」=韓国
「今夏は40度」と予想していた気象学者「冬は零下18度」=韓国
「今夏、気温が40度を超える可能性がある」と予想してした韓国の気象学者が「今冬は零下18度以下まで落ちるだろう」と予測した。

今夏の気温が40度まで上がる地域が発生し、秋夕(チュソク、中秋節)連休まで熱帯夜が続いた。

先月4日午後3時33分ごろ、キョンギド(京畿道)ヨジュ(驪州)では気温40.0度まで上昇した。自動気象観測装置(AWS)観測記録上、最後に40度を超える気温が記録されたのは、2019年8月5日(京畿道安城市40.2度)だ。

ケミョン(啓明)大学地球環境学科キム・へドン教授は23日、CBSラジオのキム・ヒョンジョンのニュースショーで「ことしの冬はとても寒いと思う。最近では2021年、2022年の冬と若干似たようなパターンになるのではないかと予想する」と述べた。

キム教授は「海外の関係機関も同様な予想をしているが、今秋が終わり冬に入ると、ラニーニャ現象に移る可能性が非常に高い」とし「ラニーニャが発生するには、通常よりも赤道東部の海水温が0.5度以下に低下する必要がある。しかし、その水準に達しなくてもラニーニャに似た現象が現れることがある。そうなると、韓国や北米大陸、アメリカ大陸に向けて北極からの寒波が強まる可能性が非常に高くなる」と説明した。

続いて「2021年、2022年に零下18度以下まで下がり、米国テキサスでは水道水も電気も止まる事態が起きた。その時の冬とことしの冬が似ていると予想される」とし「長期予報では具体的な気温について言及しないが、今冬は寒波が厳しくなるだろう」と付け加えた。

キム教授は11月初めまで暑さが続くと見通した。

彼は「気象庁の過去30年のデータによると、夏は短くなり、冬が長くなった。最近10年だけ見ても秋らしい秋はほとんどなくなっている。特にことしは、秋らしい秋はほとんど見られないだろう」と述べた。

「昨年は11月中旬でも日中の気温が29度まで上がった。 11月もほぼ夏の気候だ。ことし秋夕を過ぎて気温が急に落ちたと話したが、昨年11月も同様だった。気温が29度まで上がった翌日、突然20度以上下がる現象が見られた。ことしもほぼ同じだろう」とした。

キム教授は「猛暑が過ぎ少し気温が下がり、秋が来たと非常に喜んでいるが、明日からまたほぼ30度近い高温がまた続く。少なくとも11月初旬までは続くと考えられる。もちろんその間に1、2回寒さが訪れるだろう」と予測した。

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