2400万円かけて25回整形したインフルエンサー…「母親からの絶え間ない容姿批判のため」

ある女性インフルエンサーが2000万円を超える費用をかけて整形手術をしたと告白し、話題を集めている。

　最近、香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、ソーシャルメディアのインフルエンサーである平瀬あいりさん(27)は、高校を卒業した2017年から計25件の整形手術を行った。

　15歳の時に整形手術を初めて決心した彼女は、16歳から手当たり次第にアルバイトをしながら整形するお金を貯め続けた。彼女が整形にかけた金額は計2400万円だ。

　19歳の時、目の整形をしたあいりさんは、その後、額、鼻、あごにヒアルロン酸を注入し、鼻を高くした。170万円かけて胸の豊胸手術も行った。最も多くの費用がかかった整形手術は両顎手術で、あいりさんは437万円を支出した。

　あいりさんが多額のお金をかけて整形を決心した理由は何だろうか。あいりさんは「母親からの絶え間ない容姿批判のため」とし、「容姿のせいで友人からもいじめられ『男のようだ』と言われたりもした」と告白した。

　あいりさんは「幼い頃にはかわいいと言われることもあったが、中学生の頃から鏡を見たくないほど容姿に自信がなくなった」とし「高校の時に初めて目を整形して自信が持てた」と打ち明けた。

　高校を卒業した後、生活費を心配していたあいりさんだったが、現在は400万人以上のフォロワーを抱える人気インフルエンサーになった。また、テレビ芸能番組に出演し、モデルをしながらビューティー関連会社の代表になった。

　あいりさんは「いつも夢見てきた人生を送っているのは、身体的変化、すなわち整形のおかげ」と説明した。続いて「以前は馬の顔と言われたが、手術後は顔の印象が大きく変わった」と話した。

　続いて母親に言及した彼女は「母親から虐待を受けていなかったら整形手術をしなかったと思う」とし「私は決して母親のようにはならない」と話した。

　それとともに現在の生活について「とても満足している。私自身は、人は人生をより良い方向に変えることができるという生きている証拠」と強調した。