柳氏は「洪監督の選任手続き問題に対する発表を先にする」とし「誤った点は明確に指摘し、監督の去就問題はサッカー協会が決めなければならないだろう」と述べた。
大韓サッカー協会は今年2月にクリンスマン監督を解任。7月7日に洪氏を次期監督に内定したと発表したが、外国人監督を検討していたにもかかわらず明確な理由を示さずに韓国人を選んだことや消極的な態度を取っていた洪氏が豹変したことにファンが強く反発した。監督の選定に携わった元韓国代表で解説者の朴柱昊(パク・ジュホ)氏が動画投稿サイト「ユーチューブ」で監督選びの手続きに問題があったと指摘する動画を公開したことで、批判はさらに高まった。
これを受け、文化体育観光部は7月後半に協会の監査に着手した。
サッカー協会は、政府や地方自治体から10億ウォン(約1億円)以上の財政支援を受ける公職関連団体に該当し、文化体育観光部による監査の対象となっている。
協会から提出された資料をもとに2カ月以上監査を進めてきた同部は、中間発表で監督選定の過程に問題があったかどうかを中心に説明する見通しだ。
同部の当局者は「大韓バドミントン協会とサッカー協会の監査の最終発表も順に続く予定で、10月中にスポーツ関連団体の古い慣行を改善する対策も発表する計画」と伝えた。
Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40