韓国の人口順位、50年後「30ランクダウン」…高齢者の割合は「3位」に

「これから50年後、韓国の人口順位は30ランクダウンする」という見通しが発表された。

また「低出産や高齢化のスピードが国際的な流れより急速に進んでいることから、高齢者の割合は3位となり、出産率は現在の最下位を維持するだろう」と予測された。

韓国統計庁は23日、先のような内容の「2022年基準、将来の人口推計を反映した世界と韓国の人口現況および展望」を発表した。

この展望によると「世界人口が50年後（2072年）に25.2％増加する時、韓国は30.8％急減する」とし「2020年が人口のピークだった」という。

韓国の人口は5200万人（2022年）から3600万人（2072年）へと「1600万人減少する」ということである。

その結果、韓国の人口順位は29位から59位へと30ランクダウンするものと予測された。

また2072年の韓国では、高齢人口の割合（47.7％）が香港（58.5％）とプエルトリコ（50.8％）につづき世界3位となるものとみられ、合計出産率（1.08人）はマカオ（1.04人）を除けば世界で最下位である。