国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問中のチョ・テヨル(趙兌烈)韓国外相はこの日、アントニー・ブリンケン米国務長官、上川陽子外相と30分間にわたり外相会議を行なった。
今回の会議は、今月27日の自民党総裁選や11月の米大統領選を控える中で開催されたことから、日米韓の協力強化案や北朝鮮問題・地域の懸案などが主要テーマとして話し合われた。
3か国の外相は、昨年8月の米キャンプデービッド首脳会議における合意が成果をあげていることを評価し、「日米韓協力の制度化」の必要性を強調した。
3か国の外相は「年内の日米韓首脳会議実現のため積極的に努力し、これを機に日米韓事務局の設立に関し発表できるようにしていく」ことで意見が一致した。
また、今回の会議の冒頭発言で3か国の外相は「政治リーダーシップの変化にかかわらず、3か国が協力していく意志」を明らかにした。
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