24日に国会で開催された文化体育観光委員会における大韓サッカー協会に関する質疑応答に参考人として招かれたパク氏は、鄭会長について「きょう改めて感じたことは、鄭夢奎会長の体制は終わりを迎えるべき時が来たということだ」と述べ、「問題の本質や共感する能力が欠如しており、問題を解決する能力も不足している」と強く指摘した。
この日の懸案の質疑応答には、鄭夢奎会長、大韓民国サッカー代表チームのホン・ミョンボ(洪明甫)監督を含め、イ・イムセン(李林生)KFA技術理事、チョン・ヘソン(鄭海成)前強化委員長、パク・ジュホ前強化委員、ユ・インチョン(柳仁村)文化体育相、チャン・ミラン(張美蘭)文化体育省次官、イ・キホン(李起興)大韓体育会会長などが証人として出席した。
パク氏は、サッカー協会が八百長事件に関与したサッカー関係者100人を突然赦免した件や、クリンスマン監督の任命過程も批判した。彼は「単にこの事件だけではない。八百長の犯人を赦免することもそうすべきではなかった。Aマッチの試合が行われる当日にあわせて、わざと赦免を実施しようとした。非常に反スポーツ的行為だ。もし反社会的にそのような犯罪を犯したのにわざと赦免を行ったならば、おそらく大騒ぎになっていただろう」と述べた。続けて「クリンスマン監督を選任したときも同様だ。強化委員会を当日召集してその日に通知し、30分後に発表した。話にならない」と批判した。
パク氏は「2024年パリオリンピックへの不出場は、ただの失敗ではない。サッカーの試合をしていれば負けることもある。しかし、重要なオリンピック予選を控えて全員が危険だと言っているにもかかわらず、わざわざファン・ソンホ(黃善洪)監督を3月のAマッチ期間の臨時指揮官に任命した。判断を誤ったため、結局オリンピック本選に出場できなかった。そして、これが洪監督にまで影響を与えた」と強調した。
最後にパク氏は、「このような無能力、無原則、不公正についての話は、一つの事件ではなく、鄭会長の体制が続く限り、繰り返されるしかないだろう。ファンもそういった意味で、鄭会長の体制は終りを迎えるべきではないかと、(この場で)再確認したいと思っているのではないか」と締めくくった。
このようなパク氏の爽快なコメントに、サッカーファンからは称賛の声が上がった。
この日、鄭会長は洪監督の任命について、「10回目の強化委員会では、デイヴィッド・ワグナー監督、グスタボ・ポジェ監督、洪明甫監督を推薦した。そして、鄭海成前委員長が洪明甫監督を任命してほしいと言った。そして、(鄭委員長が)ワグナー、ポジェ監督は(面談を)ビデオ会議で行ったと説明した」と主張した。
洪監督も「この任命過程で不公正だとか特恵があったとは思わない。私が強化委員会の第1順位候補であったため提案を受けいれた。李理事が直接伝えた内容だ。李理事の役割は最終候補3人と会って交渉する役割であり、その過程で私に連絡し訪ねてきた」と述べた。
李理事も「監督任命の全権を委任されたのは手続き上問題がないと思う。ワグナー監督、ポジェ監督との面談過程ではキム・デヒョプ本部長、弁護士、通訳、行政職員が同行した。洪監督との面談時は二人きりで会った」と述べた。
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