「103棟の皆さま」…アパートに住んでいた障害者が残した手紙=韓国
「103棟の皆さま」…アパートに住んでいた障害者が残した手紙=韓国
韓国では、傷害を持ったあるアパートの住民が引っ越しするにあたり、隣人たちに残した手紙が公開されたことが話題となっている。

今月24日、X(旧ツイッター)には「障害者が4年住み、引っ越しするにあたり残す手紙」というタイトルの手紙の内容とともに、アパート敷地内の掲示板に貼られた手紙の写真が公開された。

そこには、手紙を書いた住民が「私たちは208号の居住者だ。近いうちに4年住んだこのアパートを引っ越しする。いつも感謝しながら暮らしていたが、引っ越しするにあたりこのようにごあいさつすることなった」と綴っていた。

つづけて「障害者専用の駐車スペースは障害者ドライバーのためのものだが、残念ながらそのように利用されていない所が多い」とし「私たちの棟の住民は深刻な駐車難にもかかわらず、遅い時間まで障害者駐車スペースを空けていてくださり、4年間不便なく生活できた」と伝えた。

また「温かな配慮に心から深く感謝申し上げる」とし「いつも健康で幸せであることをお祈りする」と付け加えた。

韓国では、障害者駐車利用証が貼られていないまま障害者専用駐車スペースに駐車したりスペースをふさぐ行為などをした場合、10万ウォン(約1万820円)の過料を支払うことになる。

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