民主党の大統領候補カマラ・ハリス(Kamala Harris)が、米国がブロックチェーン、人工知能(AI)、そして他の新興技術産業で支配的な地位を維持したいと明らかにした。

ハリス氏は、「私たちはバイオテクノロジー製造と航空宇宙に投資し、AI、量子コンピューティング、ブロックチェーン、その他の新興技術で支配的な地位を維持し、クリーンエネルギー革新と製造における優位性を拡大する」と述べた。

暗号資産(仮想通貨)の支持者として出てきた共和党のライバルであるドナルド・トランプ(Donald Trump)とは異なり、ハリス氏は22日まで暗号資産に対する立場を公に明らかにしていなかった。ハリス氏はこの日開かれた資金調達イベントで演説し、デジタル資産を含む新技術を奨励する一方、消費者保護の重要性を強調する発言をした。

ハリス氏は、ピッツバーグでの演説と同時に発表した82ページの経済計画でも、仮想通貨に対する彼の立場を簡潔に述べている。

計画では、デジタル資産が一文で言及され、「ハリス政権は、AIやデジタル資産などの革新的な技術を奨励すると同時に、消費者と投資家を保護する」と述べている。

ハリス氏はスピーチの中で、米国が新技術分野で競争国に比べて優位性を維持することの重要性も強調し、「米国が未来産業をリードし、21世紀の競争で中国ではなく米国が勝利するようにする」と述べた。
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