戦略により同部は、官民の合同投資を基に最大2兆ウォン(約2179億3276万円)を投じて「国家AIコンピューティングセンター」を設立する。AIの競争力の根幹となるGPU(画像処理装置)の規模を、2023年まで2エクサフロップス(1エクサフロップスは1秒間に100京回の浮動小数点演算を実行できる性能)以上とし、現在の15倍以上に拡充する。2027年までに、ニューラルプロセッシングユニット(NPU、AI専用プロセッサー)、メモリー半導体のPIM(プロセッシング・イン・メモリー)などにおいて、国産AIの導入を図る。また、国家機関戦略網拡充特別法を制定し、AIによる通信トラフィック、電力需要の増加に対応していく。
一方でAIの発達につれ、ディープフェイクによる犯罪やサイバー犯罪などが拡大するため、これらに対応する専門担当機関「AI安全研究所」を11月に設立する。さらにAIの発展と安全性、信頼性をバランスよく維持するため「AI基本法」も年内に制定する予定だ。
26日に発足した国家AI委員会が国家AI戦略を策定、履行する役割を担っていく。同委員会はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が委員長を務める。
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