チョ外相はこの日、ニューヨークの国連本部で開かれたG20外相会議で「ウクライナ戦争やイスラエル-ハマス紛争への対応不足、対北制裁専門家パネル任期延長の否決など、安保理が本来の機能を果たせずにいる」とし「国際平和と安定を保障するための安保理の正常化が急がれる」と語った。
つづけてチョ外相は、安保理改革の方向性について「民主制・透明性・代表制を引き上げ、バランスのとれた地理的配分が確保されるよう、非常任理事国を拡大しなければならない」として、紛争予防の重要性が高まっている状況の中、平和構築委員会(PBC)の役割強化の必要性を提起した。
またチョ外相は「持続可能な開発目標 (SDGs)の履行を進展させるため、国際体制を改善しようとする努力を深めていかなければならない」と強調した。
韓国外交部(外務省)は「政府は今回の会議出席を通じて、グローバル・ガバナンスがこれから進むべき方向性に関するわれわれのビジョンを提示した」とし「これから国際秩序の変化の過程で、グローバル・ガバナンス改革が自由・人権・法治など普遍的な価値に基づいて成されるよう、建設的な役割と貢献を続けていく計画だ」と説明した。
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