韓国グローバル革新指数10位→6位…最先端技術の影響

韓国大統領室は26日、世界知的財産権機関（WIPO）が発表したグローバル革新指数（GII:GlobalInnovationIndex）で、韓国が今年6位を記録したと明らかにした。既存の10位圏内の国家の中で、最も大幅な順位上昇だ。

　韓国のグローバル革新指数は2023年10位だったが、今年はフィンランド、オランダ、ドイツとデンマークを追い越して6位と4ランクも上昇した。これについてグローバル通信であるAFPは「韓国、UN革新インデックスで順位上昇(South Korea Surges In UN Innovation Index)」というタイトルの記事を通じて、韓国のグローバル革新指数順位上昇を高く評価した。

　この記事でグローバル革新指数の共同編集者であるサチャ・ウンシュ・ビンセントは「韓国企業がスマートフォン、ITと半導体市場戦略を再確立し、再び最先端技術が出始めたことが順位上昇に寄与した」と説明した。

　また、世界知的財産権機関のダレン・タン事務総長は「韓国の革新志向的な規制と民間の活発な研究開発(R&D)投資も、順位上昇に一役買った」と述べた。またタン事務総長は、K-POPとドラマを例に挙げ「韓国は産業と技術以外の側面でも創意的な文化強国」と付け加えた。

　グローバル革新指数は、世界知的財産権機関が2007年から毎年革新の能力と成功の程度によって国別に順位を付ける指数で、今年で第17回を迎えた。