27日ソウル・北部地方裁判所は殺人未遂の容疑で拘束起訴されたシン某被告(30)に懲役5年の刑を宣告した。
裁判部は、「被告人の陳述などを総合すると、殺人未遂の容疑が全て有罪と判断される」とし、「被害者が事件により負った傷は軽くなく、家族もまた相当な精神的苦痛を感じている」と述べた。
裁判部はまた、「たとえ未遂に終わったとしても被害者が負った被害の程度は小さくない」とし、「それにもかかわらず被告人が深く反省している点、被害者と示談に至った点、家族が嘆願している点などを考慮し判決を下した」と量刑の理由を説明した。
シン被告はことし3月19日午前1時ごろ、ソウル・カンブク(江北)区のアパートで酒に酔って眠っている夫に氷酢酸をかけた後、凶器を振り回して殺害しようとした容疑を持たれている。当時、シン被告は警察の調査で、「家庭の不和が続き、夫の離婚要求に腹が立ち犯行に至った」と陳述した。
検察によると、シン被告は夫を殺害するため氷酢酸をあらかじめ準備し、犯行当日、眠っている夫の顔に氷酢酸と熱湯をかけた。シン被告は目覚めた夫が逃げると凶器を持って追いかけ脅したという。
これに先立つ公判でシン被告は弁護士を通じ、「公訴事実を全て認め反省している」と容疑を認めた。
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