「ビッグ5」眼科専門医、「薬物サークル」会員と薬物投与後手術=韓国
「ビッグ5」眼科専門医、「薬物サークル」会員と薬物投与後手術=韓国
韓国で、大学生連合サークル会員らと違法薬物を投薬した容疑で逮捕・起訴された30代医師が、ビッグ5大学病院(ソウル大学病院、延世大学医療院、三星ソウル病院、ソウル聖母病院、高麗大学医療院)の眼科専門医だったことが明らかになった。検察は彼を拘束し、被害状況を確認している。

ソウル南部地検は、今月12日に逮捕・起訴された30代の医師A氏が、ソウルの「ビッグ5」病院に所属する眼科専門医であったことを27日に明らかにした。A氏は、約9年間の医師経験を持つ上級総合病院の臨床講師であり、麻薬性鎮痛剤の処方を伴う手術を直接執刀できる麻薬類取扱者であった。

検察によると、A氏は昨年10月から11月まで約1ヶ月間、違法薬物を3回投薬した疑いを受ける。A氏は該当サークルを組織するヨム(31)氏の住居まで約30kmを運転し、ヨム氏の口座に薬物の代金を送金する大学生らとは異なり、現金で売買した。

A氏は投薬当日、病院に出勤し患者7人の手術をおこなったりもした。これに対して検察関係者は「A氏がおこなった手術は、投薬効果が持続していた状態でおこなわれた可能性がある」とし、「病院に対する業務妨害罪などの適用可否を検討し、患者への被害有無などをさらに確認する計画だ」と述べた。

これに先立ち、検察は全国2位規模の大学生連合サークルで発生した違法薬物投薬・取引の状況を把握し、サークルの役員など主犯6人を起訴し、8人を起訴猶予とした。検察は追加捜査を経て、すでに逮捕・起訴されたヨム氏とサークル役員のイ(25)氏など3人を追加起訴し、A氏と40代のコスダック上場社役員を新たに逮捕・起訴したと26日明らかにした。
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