ロシア外相「北の非核化は “終わった問題”」
ロシア外相「北の非核化は “終わった問題”」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は26日(現地時間)「われわれにとって、北朝鮮に適用されている『非核化』は終結した問題だ」と伝えた。これは、北朝鮮が高濃縮ウラン(HEU)生産施設を最近公開し、核保有国の地位を要求しようとする動きがみられる中で出た発言である。

ロシア官営“スプートニク通信”などによると、ラブロフ外相はこの日、外務省のウェブサイトを通じた質疑応答で「ロシアは、米国が日韓に提供している拡大抑止に立ち向かい、北朝鮮と共に歩む」と伝えた。

つづけて「これ(拡大抑止)は地域の安保において、明確かつ実質的で非常に深刻な脅威だ」とし「このような状況の中、北朝鮮に適用されている『非核化』という用語自体は全ての意味を失った」と強調した。

また「西側諸国の『無意味な制裁』に強く反対する」とし「国際原子力機関(IAEA)の北核決議案に対しても拒否する」と明らかにした。

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