韓国軍によると、韓国政府は来月1日、国軍の日の記念行事と市街行進で、「玄武5」を公開する予定だという。玄武5が一般に公開されるのは今回が初めてだ。
玄武5号の弾道重量は約8トンで、世界の通常ミサイルの中で最高水準だ。その威力は戦術核兵器に匹敵するという。玄武5は韓国型3軸システム(キルチェーン・韓国型ミサイル防衛・大量報復)により大量報復の役割を担う。地下100メートルの深さの坑道も効果的に破壊できるためだ。
玄武5号の公開は、最近汚物風船や弾道ミサイルの発射など韓国に対する威嚇を続けている北朝鮮に対する警告メッセージと解釈されている。韓国軍は昨年、国軍の日の行事で玄武4弾道ミサイルを公開し、韓国型3軸システムの威力を誇示している。
韓国軍の最新兵器だけでなく、米空軍の主力兵器であるB−1Bランサー戦略爆撃機も国軍の日に朝鮮半島に展開する。「死の白鳥」というニックネームを持つB−1Bは最大航続距離が1万2000kmに達し、核兵器など60トンに達する爆弾を搭載できる。B−1Bの朝鮮半島への展開も、米韓同盟の堅固さと強力な北朝鮮に対する抑止力を誇示するためのものとみられている。
一方、国軍の日に合わせて戦略司令部も発足する。韓国型3軸システムを総括し、玄武系の弾道ミサイルやステルス戦闘機、3000トン級の潜水艦などの韓国軍の戦略兵器を統合指揮する戦略司令部は、北朝鮮の核と大量破壊兵器に対応するコントロールタワーの役割を担う。また米軍の戦略司令部とともに核と在来式兵器の統合運用も主導することになる。
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