2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選第3戦、第4戦に出場する選手を発表する洪明甫監督=30日、ソウル(聯合ニュース)
2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選第3戦、第4戦に出場する選手を発表する洪明甫監督=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は30日、大韓サッカー協会が韓国代表監督に洪明甫(ホン・ミョンボ)氏を選ぶ過程で不公正な手続きがあったとされる問題の監査結果の報告を受け、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官に対し、「協会の管理監督の責任がある文化体育観光部が様々な疑惑に対する真相を明確にし、現場の誤った慣行を正すことができる確実な改善策を用意しなければならない」と指示した。

 尹大統領は「国家代表は韓国国民の自負心にならなければならない」とし「特に国民から大きな関心を持たれ、応援されているサッカー代表の司令塔である監督選抜は過程から公正に責任を持って進行されなければならない」と強調した。

 文化体育観光部は洪明甫氏の代表監督選任を巡る疑惑に関連し、大韓サッカー協会の監査を行った。

 この日、柳氏が尹大統領に行った報告には、監督選抜が規定どおりに行われず、手続き上の問題があったという内容が含まれているという。

 文化体育観光部は来月2日に記者会見を開き、監査結果を発表する予定だ。


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