クーパンによる特産物の買い入れ規模の推移。左から義城のモモ・スモモ、忠州のリンゴ、星州のマクワウリ。グレーは2021年1~8月、オレンジは2024年同期。単位はトン
クーパンによる特産物の買い入れ規模の推移。左から義城のモモ・スモモ、忠州のリンゴ、星州のマクワウリ。グレーは2021年1~8月、オレンジは2024年同期。単位はトン
韓国電子商取引(EC)大手クーパン(Coupang)は、チュンチョンブクド(忠清北道)のチュンジュ(忠州)リンゴやキョンサンブクド(慶尚北道)ソンジュ(星州)のマクワウリなど地方特産の特産品の、2024年における買い入れ規模が2021年に比べ最低3倍以上増えたと明らかにした。酷暑や冷害などの異常気象の影響を受けた地域の農家に対し同社は、特産物の買い入れを拡大してきた。

例えば星州マクワウリのクーパンによる買い入れ規模は2021年1~8月の640トンから、2024年同期に2800トンへと4倍以上増えた。2023年の年間買い入れ規模である、2500トンをすでに超えている。

これまで複雑な流通経路を持つ地方の卸売事業者に納品してきた農家は、クーパンの直取引機能によって販売網を全国に広げ、売上高と雇用を拡大している。

ユ・サンチョン星州ウォルハン(月恒)農協センター長は「クーパンの生鮮食品配送サービス『ロケットフレッシュ』で、ことしのマクワウリの売上高は昨年に比べ約1.5倍増える展望。包装人員も40人から52人へと30%以上増えた」と話した。

クーパンはこれらの農家以外にも、チョルラナムド(全羅南道)のイシモチ、慶直北道ポハン(浦項)のイカなど、多様な自治体と協力し地方特産物の販売を拡大している。

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