マ・ダソムはやや遅い23歳で正規ツアーにデビューした“プロ3年目”で、完ぺきなプレーで米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー組と国内トップランカーたちを制した。
マ・ダソムは国家代表になりたくてプロデビューを遅らせ、韓国体育大学に行ったとして、「しっかりとプロデビューしたかった」としながら「ロングランする選手になることが目標」と明らかにした。
また、「ことしショットが思い通りにならなかったが、思いがけない優勝となった。また、自分のゴルフに自信がついた。良いターニングポイントになったようでうれしい」と語った。
マ・ダソムは「ことしは欲張ったので成績がよくなかった。今回の大会ではショット、パットなどを単純に考えて自分のプレーに集中しようというふうに挑戦したが、結果がよく出た」と満足した。
ベアーズベストチョンナは長打者に有利なコースで有名だ。埋め立て地に入り、韓国では珍しく広くて平らなフェアウェイに全長も長い。マ・ダソムのティーショットの平均距離は226.99ヤードで、同じ組で試合したユン・イナ(252.23ヤード)、キム・スジ(240.94ヤード)にはるかに及ばないティーショットを打ちながらも、スコアで2人を圧倒した。マ・ダソムは「この日、同じ組にそうそうたる選手が多くて気になったのが事実」とし「アイアンに自信があって、私のプレーをすることに集中した」と述べた。
第3ラウンドまで1位だったユン・イナは、マ・ダソムの競技力に圧倒されて2位で終わり、パリオリンピック金メダリストでスポンサーのハナ金融の試合に出場したリディア・コは6アンダーをマークして10位だった。また、JLPGAでプレーするイ・ヒョソンは46位タイで試合を終えた。
ことしハナ金融グループチャンピオンシップは、イ・ミンジ(ミンジー・リー)、リディア・コ(ニュージーランド)、キム・ヒョジュ(キム・ヒョージュ)などLPGAツアーゴルファーが出場し、特級大会として注目された。また、KLPGAツアーで個人タイトル争いを繰り広げている上位ランカーも全員出場した。しかし、彼女たちの間でマ・ダソムが一番輝いた。続いて、レディースアジアツアー(LAT)シリーズで活動しているタイのPatcharajutar KONGKRAPHANのFRでの3位タイ記録も注目を集めた。
また、試合期間の4日間で計7万2365人のギャラリーが入場してKLPGA大会史上最高を更新し、最高の選手たちの試合を楽しんだ大会となった。
11アンダーをマークしたマ・ダソム…9打差の「圧倒的優勝」/聯合ニュースTV
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