GSMAは2023年、OS「リナックス」の普及を推進する米国の非営利団体リナックスファウンデーションと共同による、オープンゲートウェイ構想を発表。これまで世界のモバイルネットワークのうち74%へのアクセスを担う60社が、APIを公開している。具体的に端末の位置情報や本人認証、決済などのAPIを配布してきた。
LGU+はオープンゲートウェイへの参画で、通信事業者間による共通のAPI確保が可能となり世界での事業拡大が可能になったとしている。とくに国境を越えた移動通信サービスが活発な、東南アジアと中東地域の事業者による参画が多い。このためLGU+は、海外へのサービス輸出の機会拡大に期待を寄せる。
これに先立ちLGU+は8月、韓国の移動通信事業者と共に、公開型のオープンAPIの開発に向けた共同研究のため提携していた。年内の標準制定を目指し、標準規格の制定機関である韓国情報通信技術協会(TTA)と協業で進めている。
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