9月30日、教育庁は声明を発表し、「管内の学校で起こった不適切な試験問題の出題により、保護者や地域住民に心配をかけたことについて、深く遺憾の意を表する」と述べた。
また、「事実関係を確認した結果、該当教師は教育者としての専門性と責任を欠いた不適切な問題を出題」とし、「これを管理すべき学校でも評価管理プロセスも不十分であったことが確認された」と指摘した。
教育庁は、「該当の学校に対しては、評価管理のプロセス全般について厳しい調査を行い、その結果に基づいて厳正な措置を取る」とし、「今後このような事例が発生しないよう、すべての学校に通達し、評価管理全般について徹底的に点検する」と付け加えた。
このように荒唐無稽(むけい)な試験問題を出題した教師は、授業と担任業務から外された後、辞表を提出した。
先立って、該当の中学校で期間制教師(非正規雇用の臨時教師)であるA氏が、2年生の社会科目の試験で「ボンハ村に住んでいたユンOOが自ら裏山の崖から飛び降りた」という不適切な内容を含む問題を出題し、故盧武鉉元大統領の死を連想させ、侮辱したとの指摘があった。また、別の問題では、ある生徒のことを「XXは中国の信奉者」と表現する部分もあったという。
情報提供者は、「最初は問題の文章が偽物だと思ったが、実際に試験で使用されていた」とし、「学校に直接問い合わせて確認した」と述べた。
この問題が明らかになり、波紋が広がると、学校は9月27日に保護者と生徒に謝罪した。学校側は、「社会科の試験で不適切な内容を使用し、多大な不便と混乱を引き起こしたことを深くお詫びする」と表明した。
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