石破首相は去る1日夜、総理官邸で開かれた就任後初の記者会見で、“岸田政権が首脳外交を通じて米国や韓国などとの二国間関係を強化してきたが、石破首相自身の首脳外交の在り方はどのように考えているか”という質問に対し「二国間関係というのは、それは合衆国とは極めて二国間関係は大事だ。それは韓国ともそうだ」と答えた。
石破首相は「首脳外交をやるときに、この会談は何のためのものなのかということが明確でなければならないと思う」とし「信頼関係を高め友好を深めるというのも大事だが、何のためにこの会談をやるのかということがあらかじめ設定されていなければならない」と語った。
つづけて「それぞれ国が違えば国益も違うのだが、それぞれが国益を踏まえてどのように真剣な議論を行ない、いかなる成果を得るか(が重要だ)」と付け加えた。
石破首相は日韓の歴史問題において、自民党内で穏健な発言をしてきた「ハト派」として知られている。しかし、今後の首脳外交では「個人的な思いよりも国益に焦点を合わせる」ことを予告したものだとみられる。
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