「ブルームバーグ通信」は3日、タイのコメ輸出業協会の資料を引用し、前日基準でアジアのベンチマークである「タイ産白米5%破砕粒」の輸出価格が前週比で11%ほど急落し、2008年5月以来最も下落率が大きかったと明らかにした。
1トンの価格は前週の570ドル(約8万3700円)から509ドル(約7万4750円)に下がり、15か月ぶりの安値を記録した。
アジア地域のコメ価格は昨年までピークに達していた。「タイ産白米5%破砕粒」の価格は、昨年12月に1トン当たり650ドル(約9万5500円)と、2008年10月以来15年ぶりの最高値を記録した。
しかし、ことしに供給過剰現象が現れると、インド当局は最近、輸出制限を一部緩和した状態だ。
韓国国内でも最近の供給過剰の余波で劣勢に立たされている。コメ価格は先月25日基準、20kgで4万3648ウォン(約4800円)となり、1年前の5万202ウォン(約5500円)より13.1%下落した。
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