3日、ソウル市などによると、政府の物価上昇抑制基調により、当分の間、地下鉄料金の追加引き上げは推進しない方向で決まった。
ソウル市関係者は「ただちに引き上げるのは難しい状況で具体的な時期は決まっていない」と伝えた。
当初、ソウル市は今年下半期に地下鉄料金150ウォンを追加で引き上げる計画だった。ソウル市は昨年8月、ソウル市内のバス料金を300ウォン(約33円)、同年10月には地下鉄基本料金を150ウォン、それぞれ引き上げた。
当時、ソウル市は地下鉄料金を2回に分けて引き上げることとし、150ウォンの追加引き上げ時期を今年下半期としていた。
統合乗り換え割引制度を実施しているため、ソウル市は料金引き上げのためにキョンギド(京畿道)、インチョン(仁川)市、KORAILなどと協議してきた。これは、キンポ(金浦)ゴールドライン、京畿道軽電鉄、仁川1号・2号線、KORAILが運営する1号線などの料金も一緒に調整されなければならないためだ。
現在、ソウル地下鉄の基本料金はカード基準で1400ウォン(約154円)となっている。150ウォン引き上げられると地下鉄の基本料金は1550ウォン(約170円)となる。
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