チョンジュ(全州)地方検察は殺人および殺人未遂の容疑で起訴されたA被告(43)に懲役40年を宣告した1審判決に対し量刑不当を理由に控訴したと4日明らかにした。
検察関係者は、「犯行の残酷性などさまざまな事情を考慮し、被告人により重い刑を宣告すべきだと考え控訴を提起した」と伝えた。
A被告はことし3月28日、全州市ワンサン(完山)区ヒョジャ(孝子)洞の美容室で元妻のBさんを凶器で数回刺し殺害した容疑で起訴された。
A被告は犯行を止めようとしたBさんの恋人にも凶器を振り回し負傷させた。
事件当時、Bさんは妊娠7か月だった。
警察と消防当局は死亡者の妊娠の事実を確認し、帝王切開により胎児を劇的に救助した。
しかしこの新生児は生後19日で健康悪化により母親の後を追うように天国に旅立った。
検察は心神耗弱を主張したA被告を「人面獣心」と非難し無期懲役を求刑したものの、1審裁判部は再犯の恐れがない点などを有利な情状とみて懲役40年の刑を宣告した。
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