韓国経済副首相「日本とは友好的な経済協力関係が維持されるだろう」

韓国のチェ・サンモク（崔相穆）経済副首相兼企画財政相は4日、石破茂首相による新内閣発足について「日本の新首相が平素、韓日関係の重要性を強調してきただけに、友好的な経済協力関係は維持されるものと予想される」と語った。

チェ副首相はこの日、政府ソウル庁舎で対外経済諮問会議を開き「両国間の効果的な協力のため、新内閣の政治状況と経済政策に関する綿密な分析を続けることには意味がある」と語った。

「対外経済諮問会議」は、世界的な不確実性に対応するため各界の専門家たちの意見を聞き、政策づくりの参考にすることを目的に、ことし4月に新設された会議である。

この日のテーマは「日本新内閣発足後における経済協力の方向と中国経済の動向および今後の展望」であった。

このことについて専門家たちは「日本とは前内閣の友好的な韓日関係を今後も続け、これまでの半導体・スタートアップ・エネルギー分野の協力強化以外にも、地方経済や韓日パートナーシップ宣言など新たな分野へと協力を拡大していくことができるだろう」と見通した。