韓国政府は休学を許可することにしたが…医学部の学生たちは依然として増員白紙化を要求(記事と写真は無関係)
韓国政府は休学を許可することにしたが…医学部の学生たちは依然として増員白紙化を要求(記事と写真は無関係)
韓国政府が来年の復帰を条件に医学部生の休学を許容する方針を明らかにしたが、医学部生たちは「根本的な解決策ではない」として、変わることはないとの冷ややかな反応を見せている。医学部増員の白紙化から医療政策推進に対する調査まで要求している。

これは‘医大増員白紙化’など、これまでの要求を受け入れない場合、来年も復帰することはないということだ。

6日、教育部は‘医学部学士正常化のための非常対策(案)’を発表し、2025学年度に復帰することを条件に今年休学届を出した学生たちの休学を承認するという方針を明らかにした。ただし、来年も復帰しない医学部生は留年・除籍措置を取る。

ソウル大学医学部が先月30日、学生たちの集団休学を奇襲的に承認すると、他の大学の医学部にその余波が広がることを防ぐため、制限的休学を許容したと見られる。

なお、医学部生たちは懐疑的な反応を示した。医学部生のA氏は「政府の本日の発表は新しいイベントとは思えない。医学生たちが明らかにした対政府要求案が受け入れられることが根本的な解決であり、これを通じて学生たちは復帰できるだろう。以前と同じ考えだ」と述べた。

大韓医科大学・医学専門大学院の学生協会(医大協)などの医学部生たちは、必須医療パッケージ・医学部増員の全面白紙化、医療政策拙速推進に対する調査および謝罪、医療行為の特殊性を考慮した医療事故関連制度の導入、休学に対する公権力乱用の撤回などを要求してきた。

医学部生のB氏も「(医学部生が)来年1学期に復帰しようという考えが変わることはないようだ。周りに聞いても現行維持になるという意見がほとんど」と述べた。

医学部増員の白紙化など、対政府要求案を受け入れない場合、今のように医学部の授業には復帰しない状態が続くということだ。

B氏は「周りの話を総合してみると、政府の本日の発表が医学部生に対する権利制限を誇らしくしたようなものとの意見が多い。失望する声が大きく、賛成は見られなかった」と伝えた。

一部の医学部生たちは新しい‘条件’を掲げた政府の復帰要求がまるで新しい‘脅迫’のように聞こえるという意見まで出した

教育部と議員室資料などによると、2024学年度2学期の全国40の医学部在籍生1万9374人のうち、実際に出席した学生は2.8%(548人)に過ぎない状態で、ほとんどが授業を拒否している。
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