韓国与党代表が日本大使と会談　「韓米日安保中心に協力を」

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党「国民の力」の韓東勲（ハン・ドンフン）代表は７日、日本の水嶋光一駐韓大使と国会で会談し、両国関係の発展などについて協議した。

　韓氏は今年５月に着任した水嶋氏に「両国がこれまで以上に相互互恵的かつ未来協力的な関係を強化するため大きな役割を果たしてほしい」と期待を示した。また、石破茂首相の就任に祝意を伝え、石破氏がかつて防衛相を務めるなど優れた安全保障の専門家であると言及し、「韓米日の安全保障協力を中心に共に協力していきたい」と要請した。

　水嶋氏は現在の良好な両国関係をさらに発展させるため最善を尽くす考えを示した。尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領と岸田文雄前首相の決断で両国首脳が相互に訪問する「シャトル外交」が復活したことに触れたほか、両国関係のみならず韓米日の３カ国関係も発展していると指摘。日本と韓国が来年、国交正常化６０年を迎えるのを良い機会ととらえ、努力していくことを約束した。