10月「ノーベル賞」の季節が再びやって来た。ノーベル委員会は7日の生理医学賞を皮切りに、8日の物理学賞、9日の化学賞などノーベル科学賞の受賞者を発表する。
しかし、ことしも韓国はノーベル科学賞の受賞者がいないものとみられる。韓国人は候補者として一人も取りざたされていないためだ。
一方これまでに日本人は25人、中国人は3人の科学賞受賞者を輩出している。
特に日本は、米国・英国につぐ世界で3番目に多いノーベル科学賞の受賞者を輩出している。
専門家たちは、日本がこのように基礎科学分野で次々とノーベル科学賞を受賞することができる秘訣は「基礎科学への集中的な投資を通じて、長期間にわたり研究だけに没頭できる安定的な環境づくりがなされている点」をあげている。
科学界の関係者は「ノーベル科学賞は『世界的に優秀な研究成果が蓄積されれば、自然とついてくる副産物』と認識されるべきだ」とし「ノーベル科学賞を受賞しようとするなら、自然の根源に存在する新たな知識を発見したり、人類の文明を画期的に進歩させる成果を出さなければならないが、基礎科学においてこのような研究は短期間ではなく長い期間をかけなければならない」と語った。
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