ペ・ヒョンジン国民の力議員(左)が攻撃を受けている時の監視カメラ映像
ペ・ヒョンジン国民の力議員(左)が攻撃を受けている時の監視カメラ映像
ペ・ヒョンジン国民の力議員に暴行した中学生の1審裁判が今月末に始まる。

7日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事26部は特殊傷害などの容疑を受けているA被告(15)の1審初公判期日を23日に指定した。

検察は13日、A被告を在宅起訴の状態で裁判にかけ、治療監護を請求した。

治療監護とは、再犯の危険性があり、治療を受ける必要があると判断される場合に、治療監護施設に収容する保安処分をいう。A被告が治療監護処分を受けることになれば、施設で拘禁治療を受け、その期間だけ刑の執行の代わりになる。

これに先立ち、A被告は今年1月25日、ソウル市カンナム(江南)区シンサドン(新沙洞)のある建物で、ペ議員の頭を石で15回も叩いた容疑を受けている。ペ議員は頭皮が裂けて傷を負い、3日間の入院治療を受けた。

A被告は警察の取り調べで「某芸能人志望者を見るために事件現場に行ったら、偶然にペ議員に会い、無意識に犯行に及んだ」と供述したという。

ペ議員を攻撃するのに使われた凶器はコンクリート材質でできた名刺サイズの石で、A被告が家の近くのマンション団地で拾ったことが分かった。

一方、警察の取り調べの過程でA被告は昨年、キョンボックン(景福宮)の塀をスプレーで汚した容疑で拘束前被疑者尋問に出席していたソル某被告(28)に財布を投げ、麻薬容疑の拘束令状が棄却されてマポ(麻浦)警察署を出てきた俳優のユ・アイン(38)にコーヒーを投げたことも確認された。
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