ホテル新羅、ビジネスホテル「新羅ステイ」で中国市場に再進出＝韓国

サムスングループの高級ホテル、ホテル新羅が中国江蘇省でビジネスホテル「新羅ステイ」の運営を受託する計画を進めている。運営の受託が確定すれば、ホテル新羅は3年ぶりに中国市場に再進出することになる。

　韓国のホテル業界関係者によると、ホテル新羅は6月、中国江蘇省塩城市で現地のホテル開発投資家と新羅ステイの受託運営に関する業務協定（MOU）を締結した。

　MOU締結後、建築の完成や事業性を検討した上で正式な契約が結ばれる。ホテル新羅側は「受託運営の提案を受けてMOUを締結した。現在運営準備中だ。このMOUが中国をはじめとするグローバル市場への進出を加速する契機となることを期待している」と述べた。

　新羅ステイはホテル新羅のビジネスホテルブランドだ。他の事業者にブランドを貸し、ロイヤルティを受け取る受託経営方式で運営されているる。ホテル新羅は20006年から江蘇省で「ジンジーレイクホテル」を受託運営していたが、契約期間が終わり2021年に撤収した。