教権侵害が問題化するも、中高生がなりたい職業1位は「教師」…9年連続=韓国
教権侵害が問題化するも、中高生がなりたい職業1位は「教師」…9年連続=韓国
教権侵害が物議を醸す中、中高生が希望する職業の1位が9年間連続で「教師」となった。6年前の2018年に「スポーツ選手」に1位の座を譲った小学生とは異なり、中高生の間では教師が9年間連続でなりたい職業1位を座を守り続けている。

9日国会教育委員会に所属する「国民の力」のチョン・ソングク議員が教育部(部は省に相当)から提出を受けた「過去9年間(2015~2023年)の小・中・高校生の希望職業」資料によると、2023年基準で小学生がなりたい職業1位はスポーツ選手だった。続いて、医者が2位、教師が3位、クリエーターが4位、調理師が5位だった。

中学生では教師が1位となり、医者(2位)、スポーツ選手(3位)、警察官(4位)、開発者(5位)が上位5位を占めた。

高校生でも1位は教師だった。続いて、看護士(2位)、生命科学者(3位)、開発者(4位)、医者(5位)の順だったと調査された。特に目に付く点は、最近の「医大ブーム」にもかかわらず、医者の順位が小中学校では2位、高校生では5位に下落した点だ。学年が上がるほど医大に合格する可能性を考え、希望する職業を変える学生が多いためだと解釈される。

特に、小学生の希望職業では2018年からスポーツ選手が1位の座を守り続けているのに対し、中高生の調査では9年間「教師」が1位の座を守っている。教育部は毎年、全国約1200校の小中高校の約3万人の学生・保護者・教師を対象に進路教育現況調査を実施している。調査結果は毎年11月ごろに発表されるが、ことしも中高生の希望職業の1位を教師が占めるかに注目が集まる。
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