HLロボティクスがフランスのベンチャー企業を買収、ロボット事業を拡大へ=韓国報道
HLロボティクスがフランスのベンチャー企業を買収、ロボット事業を拡大へ=韓国報道
HLグループが10月6日に設立したロボット開発企業HLロボティクスが、自動搬送ロボット事業を手掛ける、フランスのベンチャー企業スタンレー・ロボティクスを買収したと発表した。

スタンレー・ロボティクスは2018年、フランスのリヨン・サン=テグジュペリ国際空港で駐車ロボットの商用化に成功。続く2024年9月にはカナダの鉄道大手カナディアン・ナショナル鉄道と駐車ロボットのレンタル契約を締結した実績を持つ。

主力製品は、駐車場を移動する自律走行駐車ロボット「スタン(Stan)」だ。北米の鉄道大手や欧米で展開されている空港など、自動車が多い場所がスタンレー・ロボティクスにとって潜在的な顧客対象となるため、追加受注に対する期待感も高い。

またデジタルツイン(現実世界のデータを使い、仮想空間上に同じ環境を再現する技術)技術が適用された管制システムは、スタンのモニタリングや遠隔制御を可能とする。スタンに搭載された自動充電システム機能で、電源が作業途中で切れる問題も自ら解決できる。

HLロボティクスは今後、駐車ロボット事業を超え、利用者に寄り添うロボット事業に力を注ぐことで、ビジネスポートフォリオの拡大に乗り出す方針だ。



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