セキュリティ企業ウプサラの仮想通貨「センチネルプロトコル」、買い注文増加で15%急騰
セキュリティ企業ウプサラの仮想通貨「センチネルプロトコル」、買い注文増加で15%急騰
グローバルブロックチェーンセキュリティ専門企業のウプサラセキュリティの仮想通貨センチネルプロトコル(UPP)が8日、急騰傾向を見せたと、「ニュース1」が報道した。

仮想通貨取引所のアップビットによると、センチネルプロトコルの価格は同日午後3時45分基準で、前日同時間帯に比べて6%上昇した92ウォン(約10円)台となった。

センチネルプロトコルのトークンは、ウプサラセキュリティが運営するブロックチェーンセキュリティプラットフォームであるセンチネルプロトコルの生態系で使用されている仮想通貨だ。生態系の中のサービス使用のための通貨に使われ、参加者らは生態系の寄与度に応じてセンチネルプロトコルのトークンを補償として支給されることもある。

同日、センチネルプロトコルは午前9時を基点に買い注文が殺到しながら、1時間で最大15%まで急騰した。買い注文の増加を受けて、2時間後には今月最大の出来高を記録したことが、価格の急騰に影響を及ぼしたものと分析される。

ウプサラセキュリティは4月、アンラボブロックチェーンカンパニーと次世代仮想通貨マネーロンダリング防止(AML)セキュリティ技術開発のための業務協約(MOU)を締結し、7月には自主AI(人工知能)セキュリティサービスであるチェーンキーパーをサムスンのブロックチェーンウォレットに連動するなど国内仮想通貨関連のセキュリティ市場とも密接な関連性がある企業だ。

Xangleによると、センチネルプロトコルが発行したトークンの時価総額は計465億ウォン(約51億円)だ。センチネルプロトコルはアップビットだけで99.9%取引されるなど、「アップビットの影響力」が大きい仮想通貨に分類される。
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