韓国与党“国民の力”のカン・ソニョン議員は11日、兵務庁対象国会国防委員会で「軍で自ら命を絶った兵士が、毎年発生し続けている」とし「ここ5年間で計108人に達している」と明らかにした。
つづけて「同期間、精神健康上の問題により新兵教育隊で帰宅措置を受けたり、任地派遣後に転役した兵士は9612人に達している」とし「兵役等級判定のため兵務庁が施行している心理検査の手続きや方法を再点検する必要がある」と指摘した。
問題は「精神健康上の問題により新兵教育隊で帰宅措置を受けたり任地派遣後に転役した兵士の人数が、年平均で4000~5000余人に達している」という点である。
カン議員は「兵務庁では現在、心理検査対象者の数に比べ、検査・診断する人数が足りていないのが実情だ」と指摘した。
つづけて「心理検査の方法・手続きの適切性を再検討したり、検査する側の人数を補充したり、法や制度の改善が必要なのかも把握しなければならない」とし「そのようなことを通じて、軍に来るべき人は必ず来なければならず、来ることのできない人もしっかり判別し、死に至るようなことが起きないようにしなければならない」と強調した。
■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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