11日、演劇「ゴドーを待ちながらを待ちながら」の製作会社パークカンパニー側は、告知を通じて、「エスター役のイ・スンジェ先生の健康上の理由で、公演のキャンセルを決定することになった」と明らかにした。
これに先立ち、イ・スンジェは健康悪化により10日の公演をキャンセルしたことがある。製作会社側は、「現在、体力低下により休息がさらに必要だという医師の所見により、やむを得ず公演のキャンセルを決定することになった」と説明した。
続けて、「早くから公演を予約してくださり、公演を観る日を待ってくださった皆さんに失望を与え、心から申し訳なく、元気な姿で必ず再び舞台に上がり、応えられるように回復に集中なさるという先生のお言葉を代わりに伝える」とし、「心配と懸念の中に公演を待ってくださった観客の皆さんに、公演の取り消しを追加で申し上げることになり申し訳ない」と了解を求めた。
先月7日に、ソウル・テハンノ(大学路)のYES24ステージ3館で開幕した「ゴドーを待ちながらを待ちながら」は、古典名作であるサミュエル・ベケットの喜劇「ゴドーを待ちながら」をオマージュして作った作品。
90歳を控えた現役最高齢俳優のイ・スンジェは、俳優クァク・ドンヨンと共にエスター役を交互に演じてきた。
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