人を襲うイノシシを素材にした映画『チャウ』が、5日、クランクアップした。『チャウ』は、米メキシコや韓国国内各地で約5か月間に渡り撮影が行われた。長い間、撮影を共にしたスタッフと出演者たちは、家族のような雰囲気の中、名残惜しさを見せた。

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最後に撮影されたのは、重要なエンディングシーン。監督の“カット”の声がかかるやいなや、緊張感がほぐれ、和気あいあいとした雰囲気に変わった。

『チャウ』は、10年間犯罪なかった平和な村に“食人イノシシ”が現れ、背筋の凍るような殺人事件が起きる物語。シン・ジョンウォン監督は撮影を振り返りながら、「波瀾万丈な日程だった。アメリカと韓国を行き来する長い“旅行”をしながら、まるでロードムービーを撮っているようだった」と話した。

ソウルから左遷され、小さな村に降りてきた“熱血巡査役”を演じた韓国俳優オム・テウンは、「アメリカと韓国を行き来しながら、2編の映画を撮影したようだった。イノシシが目の前で動いているように演技するのがとても大変だった」と話した。『チャウ』は、今年12月公開予定だ。
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