13日、共に民主党のソ・ミファ国会議員が保健福祉部から渡された資料によると、ことし1月から8月18日までヤン院長の病院で施行された隔離措置件数は741件に達すると明らかにした。
ことしを除く最近5年間のうち最も多かった年は2020年だ。当該病院の隔離件数は622件だ。他に2023年557件、2022年247件、2021年444件だ。
また、強制措置もことし最も高い水準になると予想される。保健福祉部が同期間に把握した病院のことしの強制措置件数は118件である。以前、強制措置が最も多かった年は2021年で、121件だった。
ことし残り約2カ月あるため、2021年に実施された強制措置件数を上回ると予想される。
先に、ことし5月30代女性A氏がダイエット薬の中毒治療のため、ヤン院長が運営する病院に来院したが、入院から17日後に死亡した。
A氏は死亡前日午後7時ごろ、病院内の安定室に一人で隔離され、以後A氏が抵抗するとスタッフは約2時間患者の手・足と胸をベッドに縛る強制措置を実施した。国立科学捜査研究院の解剖結果、推定死因は「急性偽性腸閉塞(へいそく)」であった。
遺族はA氏の死後、ヤン院長など医療陣6人を遺棄致死と業務上過失致死の疑いで警察に訴えた。
その後、ヤン院長はハンギョレとのインタビューで「死亡事件の本質的な問題は、隔離・強制ではなく、ペンタミン(ジエタミン)中毒の危険性だ。他の中毒も疑われる」とし「患者の隔離・強制はより大きなリスクを防ぐための、リスクが一部伴う治療」と解明した。
一方、ヤン院長は23日、国会保健福祉委国政監査に証人として出席する予定だ。
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