米ニューヨークタイムズ(NYT)は12日(現地時間)、“世界で最もさびしい国の一つが、犬の中からパートナーを探す”というタイトルの記事で「世界で出産率が最も低く人口の多くが一人で暮らしている韓国で、ペットの犬は愛される家族の構成員となった」と紹介した。
NYTは特に、かつて「食用犬」の伝統により国際社会で問題となっていた韓国が、ひときわ「ペット犬への愛」を誇る国へと変化したことに注目した。
NYTはその背景として「低出産」や「1人世帯の増加」などをあげた。また「新型コロナウイルス感染症パンデミック期間に室内活動が増えたことで、ペットを飼う世帯が増加したことも要因だ」と説明した。
NYTは「いまや韓国では4世帯中1世帯がペットを飼っていて、これは2010年に比べ大きく増加したものだ」とし「愛犬をこどものように思って育てている家庭が増えていることで、都市の風景も変化している」と伝えた。
つづけて「このことにより、動物病院やペット用品店がどこでも見かけるほどありふれた風景となり、かわりに産婦人科病院の姿が見かけなくなっている」とも報じた。
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