高速道路で車8台が絡む衝突事故、死傷者14人…運転手「車が止まらなかった」=韓国
高速道路で車8台が絡む衝突事故、死傷者14人…運転手「車が止まらなかった」=韓国
キョンブ(京釜)高速道路のチョンジュ(清州)休憩所付近で車8台が絡む衝突事故が発生した中、心停止の状態で病院に運ばれた20代の男女2人が死亡したと伝えられた。運転手は車の欠陥を主張している。

14日警察と消防当局などによると、きのう午後6時36分ごろ、チュンブク(忠北)清州市フンドク(興徳)区の京釜高速道路上り線の清州休憩所付近でA氏(59)が運転するSUV車がガードレールにぶつかった後、走行中の車に次々と衝突し8台が絡む事故が発生した。

この事故でトヨタの乗用車に乗っていた20代の2人が心停止の状態で病院に運ばれたものの、その後死亡した。運転手ら12人も負傷し治療を受けている。

A氏は警察に、「車が急に言うことを聞かなくなり、止めようとして事故を起こした」という趣旨の陳述をし、車の欠陥を主張しているという。

警察と消防は性格な事故原因について調査している。

一方、国会行政安全委員会に所属する「国民の力」のチョ・スンファン議員が国立科学捜査研究院から提出を受けた資料を分析した結果によると、2020年からことし6月までの5年間で国立科学捜査研究院が鑑定した急発進による事故は計334件だった。

このうち277件は「運転手のアクセル誤操作」が原因と確認された。このほか、事故車の鑑定不可、または事故記録装置(EDR)の論断不可とされた事件が46件、裁判所などの既存の鑑定結果に対する問い合わせが11件だった。

特に高齢運転者が急発進事故を主張する事例が増加したことがわかった。アクセルの誤操作により発生した交通事故277件のうち急発進を主張した運転手は60代以上が202件(72.9%)で、続いて50代が56件(16.8%)、40代が15件、20代が3件、30代が1件だった。

急発進を主張する60代以上の運転手の年度別事故件数は、△2020年が17件、△2021年が26件、△2022年が38件、△2023年が76件、△2024年1月~6月までが45件で毎年増加している。
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