仲邑菫三段(韓国棋院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
仲邑菫三段(韓国棋院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】日本で囲碁の女流タイトル獲得の最年少記録を保持する仲邑菫三段(15)が韓国棋院に移籍後、同棋院史上最速で公式戦100局を達成した。

 仲邑三段は13日にソウルの韓国棋院囲碁TVスタジオで行われた「2024NH農協銀行 韓国女子囲碁リーグ」の第12ラウンド第4試合で曺承亞(チョ・スンア)七段に白番中押し勝ちした。

 この対局は仲邑三段にとって今年3月の韓国棋院移籍後、100局目の公式戦だった。わずか225日での100局達成で、同棋院史上最速記録を打ち立てた。これまでの最速記録は李昌鎬(イ・チャンホ)九段の601日で、仲邑三段はこれを376日縮めた。

 仲邑三段は韓国棋院移籍後、66勝34敗(勝率6割6分)の優れた成績を残した。男性棋士との対局でも27勝24敗で勝率5割の成績を収めた。女流棋士との対局では39勝10敗で勝率は7割を超え、圧倒的な強さを見せている。

 韓国囲碁ランキングでの順位も急上昇した。

 4月に全体217位、女流16位で初登場した仲邑三段は10月のランキングでは全体131位、女流5位に上昇した。


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