北朝鮮のキム・ヨジョン(金与正)労働党副部長が12日以降3日連続で談話文を出し、ピョンヤン(平壌)への無人機侵入に対して憤慨の意を示した。

金副部長は14日、2行の短い談話文を出し、「我々は平壌への無人機侵入事件の主犯が韓国軍部の『ごみ』だということを明確に知っている」と強調した。

続いて金副部長は「核保有国の主権が米国人にk飼いならされた雑種犬によって侵害されたとすれば、その犬を育てた主人が責任を負わなければならない」とし、米国に責任の矛先を向けた。

これまで金副部長は、韓国の民間団体が北朝鮮に向けてビラを散布する度に「警告性談話」を発表している。これに対して、今回もごみ風船の他に、武力挑発や韓国に影響を及ぼしかねない行動を見せるとの観測が出ている。

これに対して合同参謀本部は、「道路に遮蔽物を設置し、その裏で道路を爆破するための準備作業をしていることが確認されている」として、「早ければ今日にも(北朝鮮による爆破が)可能な状態だ」と説明している。イ室長は「現在、北朝鮮は局面転換のために京義線や東海線などでの爆破や飛翔体の発射、その他小さな挑発などを敢行する可能性がある」と明らかにした。
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