「SNSにアップしようと」 192mスペイン最高の橋に上がった青年が死亡
「SNSにアップしようと」 192mスペイン最高の橋に上がった青年が死亡
英国のある青年が、スペインで最も高い橋の一つであるカスティーリャ・ラマンチャ橋に上って墜落死した。

 14日(現地時間)、英国インディペンデント紙など現地メディアによると、13日午前、スペインのカスティーリャ·ラマンチャ自治地域に位置するタラベラ・デ・ラ・レイナ近くの橋で、英国人A氏(26)が墜落し死亡した。

 タラベラ・デ・ラ・レイナ地域議員であるマカラネ・ムニョス議員は声明を出し「亡くなったA氏はSNSコンテンツを作るためにタラベラに来て、このような不幸で悲しい結果となってしまった」として「この橋に登ることは禁止されている。どんな状況であっても橋の上に上がってはならない」と話した。

 地域の検視官はA氏の遺体を葬儀場に移した状態だ。

 A氏が登った橋は高さが192mに達し、2011年10月設立当時「スペインで最も高い橋」として有名だった。塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える「ケーブル斜張橋」式で作られた。

 A氏のほかにもSNSにアップするためにカスティーリャ・ラマンチャ橋に上る青年が後を絶たないと、現地メディアは伝えた。昨年は2人のブロガーが橋に上ろうと試みたが阻止され、2016年にも橋を上った2人の青年が現地検察の調査を受けた。現地メディアであるLTMPOは「多くの人々が警察の処罰を避けるため、橋を上がる時に顔を隠す」と伝えた。
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