中国の軽工業企業、1‐8月の純利益が前年同期比12.4％増＝中国報道

中国軽工業連合会がこのほど、ことし1‐8月の軽工業経済状況について発表した。

発表された内容によると、1‐8月、一定規模以上の軽工業企業の営業収益が前年同期比1.6％増の14兆4500億元（約304兆2000億円）、純利益が同12.4％増の8892億8000万元（約18兆7200億円）に達した。

同連合会の関係者は「ことしに入り、消費財の買い替え政策によって軽工業の経済状況は全体的に安定している」と明かした。国内での需要回復に伴い市場の活力が高まり、軽工業の市場規模は着実に拡大している。

ことし1‐8月、11種の軽工業製品の小売売上高は同3.8％増の4兆9158億元（約103兆5000億円）で、社会消費財小売総額の15.7％を占めた。

対外貿易の面では、軽工業製品の輸出が徐々に増加している。1‐8月の軽工業製品の輸出額は同3.5％増の6091億2000万ドル（約91兆円）に達した。輸出された21種の軽工業製品のうち、12種の輸出額が前年度より増加した。中でも、家庭用電化製品、家具、軽工業機械の増加率は10％を超えている。